BLOGぱしゃ山さんのブログ

信頼チケットとなる記名記事

〜出版ルール α 共感の創造へ〜

ライター、カメラマン、デザイナーなどクリエイターとして活動していく上で、記名(署名)ありの記事や写真の仕事は世に出版される、流通する発行物に名前が掲載される喜びというものがある。

出版物や雑誌などは、奥付と呼ばれる発行元、発行者(雑誌などでは編集長)、および制作スタッフなどの名前を掲載するスペースがある。

これは、出版ルールや編集部の決まりとして名前が掲載されるものだ。

一方で、記名記事(署名記事)として、または写真などの著作権を意味する『©️クレジット』によって、名前が掲載されることもある。

プラスαのケースとしては、ルールではなく、クライアントからのオファーや担当者の方々の配慮でクリエイターの名前が掲載されることも。

でも、実はコレがけっこう嬉しいもの。

つまりは、同じ目標達成を味わう仕事のパートナーとして認めていただけた証明、または仕事のクオリティーへの共感がなければあり得ないオファーだからだ。

印刷の最終段階手前のタイミングで、『できれば今回、この仕事のクリエイターとして、お名前を掲載したいのですが?』という言葉。

小さくうなずき、デスクの下でガッツポーズって感じの瞬間ですね。

名前が掲載される喜びもさることながら、まさに『信頼チケット』をいただけた証。

仕事への共感、クオリティーへの賛同。

一途に、一心に やっていれば、たまには、いいことあるもんだ。

写真:『信頼の証・記名記事』 by sunny