BLOGぱしゃ山さんのブログ

ビジネスを当てるために必要な感覚とは

あるインタビューで、作家の村上春樹氏は『自分の天才性をどんなふうに考えていますか?』というストレートな質問に対して……

『自分はごくふつうの人間だけれど、作家としての才能がもしあるとするならば、それは深く内側に入っていってわけのわからない異界にまで突き抜けていって、そしてまた戻ってくる技術を持っていることだろう』と語っている。

作家としての世界観を構築するための行為と割り切ってしまえばそれまでだか、これはあらゆるビジネス行為、ましてや起業して何かを始める時には欠かせない感覚なのだ。

すなわち、自分の足元に自分のつるはしを使って穴を掘り続けていくうちに、これだ!と思える『鉱脈らしきもの』にぶち当たる。そう、その鉱脈にたどり着くまで覚悟を決めて突き進んでいく気概があるかどうかの勝負なのだ。

『誰のものでもない自分だけの流れ』に出会うことができたならば、そこに、はずれはないはすだ。

ひたすらに、ただ、ひたすらに進め。

(写真:夜間用巨大ガチャガチャマシーン by sunny)